映画『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』って、ドラマ版がめちゃ人気だったから期待してた人も多いと思うんだけど、実はネット上では「いや、これはさすがにありえないでしょ…」って声もけっこうあるんだよね。
中には「感動した!」って人もいれば、「ツッコミどころ多すぎて無理!」って人もいて、評価がガッツリ分かれてる感じ。
この記事ではそんな『TOKYO MER』の「ちょっと待って、それホントにやるの!?」って思っちゃうツッコミどころを、いろんな角度から深掘りしてみたよ〜!
- ✔ 『TOKYO MER』の“ありえない”ツッコミどころ一覧
- ✔ 医療・行政描写のリアリティに対する疑問点
- ✔ 感動とご都合主義の狭間で分かれる評価の理由
映画TOKYO MERの“ありえなさ”はどこにあるのか?
映画『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』は、ドラマ版からのファンも多いんだけど、実はネットでは「え、それって本当にアリ?」ってなる場面がめちゃくちゃ多くて話題になってるんだよね。
リアルな医療を期待して観るとビックリするシーンもいっぱいで、医療関係者からのツッコミも容赦なし。
フィクションとはいえ、“さすがにこれは無理があるでしょ”って感じるポイント、掘り下げてみたよ!
燃えるビル内での医療行為は現実的に不可能
この映画で一番「ありえなさ」が炸裂してるのが、火災中の高層ビル内で外科手術を始めちゃうシーン。
え、ちょっと待って? 普通に考えて火の手が迫る場所で患者を寝かせてメス入れるって…。
現場の安全確保が最優先なのに、それをスルーして「助けるんだ!」の精神論だけで突き進むのはちょっと無理があるよね。
揺れる車内での手術に医療従事者も困惑
続いては、走行中の車内で手術をしちゃうという、まさに映画ならではの離れ業。
いやいや、振動あるし、器具も固定できないし、消毒環境もムリでしょ?ってツッコミが止まらない。
これに関しては、実際の医師からも「これを医療だと思われると危ない」ってリアルな声も上がってたよ。
女児の触診シーンとコンプライアンスの問題
これはもう現代ではやっちゃいけない描写…。男性医師が少女の胸を触診するシーンに、視聴者もざわついたみたい。
たとえ服の上からでも、映像作品としては配慮不足って言われても仕方ないよね。
こういう描写って、ちゃんと今の感覚に合わせてアップデートしてほしいって思った。

正直、緊迫した医療シーンに興奮もしたけど、現実の医療とはだいぶかけ離れてて、観ながら「これってアリなの…?」って首かしげる瞬間も多かったなぁ。
行政設定と地理描写における根本的な矛盾
映画『TOKYO MER』の中で、実はけっこうな頻度で「えっ、それ地理的におかしくない?」って思っちゃうシーンが登場するのよ。
フィクションとして割り切って見ることもできるけど、地元民とか行政の仕組みにちょっとでも詳しい人からすると、「それじゃリアルさが台無し〜!」ってなるの、めっちゃ分かる。
ということで、今回は映画の世界観を壊しかねない設定の矛盾についても深掘りしてみたよ!
YOKOHAMA MERよりTOKYO MERが早く到着?
今回の現場って横浜のランドマークタワーなんだけど、そこにTOKYO MERが先に到着するってどういうこと!?
そもそもYOKOHAMA MERが新設されたって設定なら、地理的に当然こっちが先に駆けつけるべきだよね?
このあたりは「ドラマのヒーローが活躍するための都合」として片付けられてる感じがして、ちょっと白けちゃった。
都知事と厚労大臣の指揮権問題が意味不明
東京都知事と厚生労働大臣が現場の指揮を取り合うんだけど…あれ?神奈川県知事はどこ行った?
横浜って東京都じゃないし、しかも大臣がガッツリ前線の指示してるのもかなりレアすぎる。
現実の災害医療の指揮系統とは違いすぎて、行政区分とか無視しすぎでしょ!って、ツッコまずにはいられなかった〜。
「MERだ!」と叫ぶ市民の知名度設定に疑問
ビルの下で待機してた市民が突然「MERだ!」って声をあげるんだけど、いやちょっと待って?
MERってそんなに全国区なの?ニュースとか特番で話題になってたとしても、そこまで一瞬で認知されるものかな〜?
一般人がパッと見て医療部隊名を認識できるほどの知名度って、ちょっと盛りすぎ感あるよね。

地理や行政の設定ってリアリティ出すのにめっちゃ大事だと思うんだけど、そこがブレるとちょっと興ざめしちゃうよね〜。もうちょい丁寧に描いてほしかったかも!
ご都合主義なストーリー展開に冷める声も
『TOKYO MER』の映画版って、展開が「うそでしょ?」ってぐらいご都合主義満載で、観ながら頭を抱えたくなることもあったんだよね。
感動はするし、勢いもあるんだけど、「いやいや、それ偶然すぎん?」って場面がチラホラ。
ここでは、特に「さすがにそれは都合よすぎ」って思っちゃった展開をピックアップしてみたよ!
炎上中ビルで都合よくオペ室が見つかる奇跡
物語のクライマックスで、火の手が回るビルの中で手術をする場所が「ちょうどいい感じ」に見つかるんだけど、正直それは無理があるよ〜!
しかもその部屋、なぜかベッドがあり、空調も効いてそうで、手術用具が広げられるスペースもバッチリ…ってどんな奇跡?
現実の火災現場では、そんな場所を探す時間も余裕もないのが普通だから、この展開は本当にツッコミ不可避だった。
緊迫した場面でのドラマ回想シーンの多用
もう一つ「うーん…」って思ったのが、本当にヤバい緊急シーンの最中に、突然始まるドラマ版の回想。
あの感動のシーンが…って演出なんだろうけど、場面の流れが一気にブツ切りになる感じがして、ちょっと冷めちゃった。
映画単体でもストーリーが成り立ってるはずなのに、「ドラマ見てる前提」な編集ってどうなの?と思った視聴者も少なくなかったと思うな。

感動の押し売りみたいなシーンが続くと、ちょっと「乗れないな〜」って気持ちになっちゃうんだよね。もっと自然に心を動かしてほしかったかも。
ディテール描写の粗さが現実感を損なう
映像って細かい部分がリアルだと一気に引き込まれるけど、逆に「えっ、そこそんな雑でいいの?」って感じだと、一気に冷めちゃうんだよね。
『TOKYO MER』の映画版でも、ほんのちょっとの言い回しとか、行動の不自然さで現実感がスーッと逃げていく瞬間が結構あったの。
今回はそんな「細かいけどめっちゃ気になる」ポイントをまとめてみたよ!
「およそ36人」など不自然な数値表現
まず最初に「およそ36人が…」っていうセリフ。ちょっと待って、“およそ”をつけるなら普通キリのいい数字にするもんじゃない?
「およそ30人」とか「およそ40人」なら違和感ないけど、「36人」って、逆に細かくカウントしちゃってるじゃん!
こんなところで違和感あると、セリフに意識が行っちゃって集中できなくなるからもったいない〜。
ガレキに脚を挟まれた状態での不可解な行動
喜多見先生がガレキに脚を挟まれてるシーンがあるんだけど、そこでなんと、自分でそのガレキを叩き始めるという謎行動。
え、それって逆に圧迫強まらない?しかもあれだけ長時間はさまれてたら、普通は足切断になるレベルだと思うんだけど…。
その数時間後にはまた現場で手術してる姿に、びっくりというかもう呆然としちゃったよ。
重症犯人が詳細な供述を行う不自然な展開
物語の中盤で登場する放火事件の犯人が、かなりの重傷状態にも関わらずペラペラと詳細な供述をする場面。
いや、それ喋る体力ある!?てか、そんな正確に話せるほど意識ハッキリしてる?
医療ものってこういうリアルさが命だと思ってたから、ここは本当にガッカリしちゃったなぁ。

ディテールへのこだわりって、リアル系ドラマにこそ大事なはずなのに…!もうちょっとそこ詰めてくれてたら、もっと感情移入できたのにな〜って思っちゃった。
演出と感動の押し付けが“冷笑”を生む背景
感動って、自分の中から自然に湧いてくるものでしょ?でも『TOKYO MER』映画版では、ちょっと過剰な演出や台詞が、「はい、ここ泣くとこですよ〜」って押しつけてくる感じがあって、逆に引いちゃった人もいたみたい。
感情って、押されすぎると逃げたくなるものなんだよね…。ここではそんな「感動の押し売り」的なポイントをピックアップしてみたよ。
メスを投げ捨てる医師の姿に倫理的疑問
最大のツッコミポイントが、喜多見先生が「赤ちゃんだけ助けるなんてできない!」ってメスを放り投げちゃうシーン。
いやいや…医師がメス投げちゃダメでしょ!?感情的になるのも分かるけど、その判断ミスで二人とも助からなかったらどうするの…?
この場面は感動よりも、医療従事者としての責任を放棄してるように見えちゃって、逆に冷めた人が多かった印象。
感動できない人間はダメ?SNS炎上の背景
この映画を上映してたある映画館が、「この映画で泣けない人は人間性がない」的なSNS投稿しちゃって、プチ炎上したの知ってる?
作品そのものというより、感動を強制される空気感がちょっと怖いな〜って思っちゃった。
みんな感じ方は違うし、泣けない=冷たい人みたいな押しつけは、むしろ作品のイメージを悪くしちゃうよね。

感動できる映画って確かに素敵だけど、それを押し付けられるのはちょっとね…。自分の感情は自分で決めたいって思っちゃう!
映画 TOKYO MERの“ツッコミどころ”を総括して
ここまでいろいろ見てきたけど、正直『TOKYO MER』って、見せ場はすごいけど、その分だけ「ん?」ってなるところもかなり多かった。
もちろんフィクションなんだけど、それでも医療や行政をテーマにするなら、リアルさとのバランスはもっと大事にしてほしかったな。
この章では、全体を振り返って「なぜそこが引っかかるのか?」ってところを改めて考えてみたよ!
リアリティ欠如が生む違和感と期待のズレ
火災現場でのオペとか、移動車両内での手術とか…一つひとつはドラマチックだけど、さすがに無理がある描写が多すぎだった印象。
リアルな医療や行政の動きをある程度知ってる人からすると、リアリティラインがガバガバで、逆に感情移入がしづらくなっちゃうのよね。
感動させたい意図は伝わるだけに、細部で台無しになってるのがほんと残念〜!
それでも感動できるという評価との二極化
とはいえ「細かいことは気にせず観たら泣けた!」って人もたくさんいて、感情的なインパクトはしっかりある作品なのは間違いないと思う。
特に家族で観たり、日曜の夜にしんみりするにはちょうどいい映画だと思うし、ドラマから観てる人にはたまらない演出もいっぱいあるしね。
だからこそ、「感動派」と「ツッコミ派」に分かれるのも自然な流れなんだろうなって感じたよ。

ツッコミどころは正直多かったけど、それでも「やっぱ泣いちゃった」って人がいるのも納得。好き嫌いがはっきり分かれる映画って、それはそれでアリかもね♪

- ★ 医療現場での“ありえない”演出にツッコミ続出
- ★ 行政や地理設定の矛盾が物語のリアリティを阻害
- ★ 感動の押し付け演出に冷めた声も少なくない
- ★ 一方で“分かってて楽しむ”層の支持も根強い
- ★ 細部の描写や倫理観にもうひと工夫が求められる作品
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