映画『てっぺんの向こうにあなたがいる』は、女性登山家・田部井淳子さんの実話をもとに描かれた感動のヒューマンドラマなんです。
阪本順治監督と吉永小百合さんの再タッグというだけでも胸が熱くなるけど、さらに全国の名峰でのロケが本気すぎて、まるで一緒に登ってる気分になれるの！
この記事では、映画の舞台になったロケ地を、聖地巡礼できるように丁寧に紹介していくよ。富士山や立山、郡山まで――あなたも“てっぺんの向こう”の世界をのぞいてみない？
- ✔ 映画『てっぺんの向こうにあなたがいる』の主要ロケ地と、それぞれの撮影シーンの背景がわかる
- ✔ 富士山・立山・入笠高原など、実際に撮影が行われた山岳ロケ地の魅力とアクセス方法を知れる
- ✔ 聖地巡礼で訪れる際に役立つマナーや注意点をチェックできる
- ✔ 映画を通じて描かれる田部井淳子さんの生き様と、「人生を登る」というテーマの深さに触れられる
映画『てっぺんの向こうにあなたがいる』の主要ロケ地一覧
映画『てっぺんの向こうにあなたがいる』は、2025年10月31日に公開された感動のヒューマンドラマで、吉永小百合さんが主演を務め、阪本順治監督との13年ぶりのタッグとして話題を集めています。
この作品では、日本各地の雄大な自然を舞台に、実際の山々を使ったリアルな登山ロケが行われました。
ここでは、映画の舞台となった代表的なロケ地を6カ所ピックアップして、それぞれの見どころやアクセス方法を紹介していきますね。
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① 富士山：物語の象徴となる登山シーン
富士山は、この映画における象徴的なロケ地のひとつです。物語の後半で描かれる「被災地の高校生たちとの富士登山プロジェクト」の再現シーンでは、主演の吉永小百合さん自身が実際に登山をして撮影に臨みました。
富士山は標高3776m、日本を代表する名峰であり、撮影では実際に五合目からの登山が行われたそうです。
その迫力ある映像は、スクリーン越しでも「本当に登ってる！」と感じるほどのリアリティ。阪本監督は「命を削るような撮影だった」とコメントしていて、作品全体のリアルさを支えるシーンなんです。
② 日和田山（埼玉県）：トレーニングの聖地
埼玉県日高市にある日和田山は、田部井淳子さんが実際にトレーニングをしていた山として知られています。
映画では、主人公・多部純子（モデル：田部井淳子）が登山家としての第一歩を踏み出すシーンとして登場します。
都心からもアクセスしやすく、西武池袋線「高麗駅」から徒歩約40分で登れる手軽さも魅力。日和田山の特徴的な「男坂」「女坂」が劇中でも再現され、自然の息遣いが感じられるリアルな撮影になっています。
③ 立山町（富山県）：エベレスト登頂シーンの舞台
富山県の立山町は、映画の中でも最も過酷なシーンで使われた場所です。雄大な立山連峰の雪山が、エベレストの映像として再現されています。
撮影は2024年11月下旬、標高2500m以上の地点で行われ、キャストやスタッフが雪と寒さの中で挑んだそう。
現地の富山ロケーションオフィスが協力し、登山ガイド役のエキストラを登山経験者から募集するなど、リアリティを徹底追求した制作スタイルが印象的です。
④ 福島県郡山市：故郷と被災地の絆を描く
福島県郡山市は、田部井淳子さんの故郷・三春町に近いエリアであり、映画では被災地の高校生たちとの富士登山プロジェクトの背景となる重要なシーンが撮影されました。
地元では特別試写会も開催され、福島を舞台にした感動的な交流シーンは、観る人の心を温めます。
この郡山での撮影は、田部井さんの「苦しい時こそ笑う」という名言を象徴する場面として、多くのファンの記憶に残るはずです。
⑤ 長野県入笠高原：美しい高原の登山風景
長野県富士見町の入笠高原は、映画の序盤に登場する印象的なロケ地。ここでは、若き日の主人公が仲間とともに登山に挑むシーンが撮影されました。
緑豊かな草原とアルプスの山並みが広がる風景はまるで絵画のようで、映画全体の清々しいトーンを作り出しています。
伊那谷フィルムコミッションの協力によって撮影が実現し、映画のリアリティと美しさの両立に貢献しました。
⑥ 群馬県前橋市日吉町：室内シーン・イベント撮影
群馬県前橋市日吉町では、室内イベントや講演シーンが撮影されました。特に話題なのが、ベイシア文化ホール（群馬県民会館）での撮影。
エキストラ募集も行われ、多くの地元住民が参加。映画の終盤で登場する講演会のシーンはここで撮られた可能性が高いです。
駅からのアクセスも良好で、JR前橋駅からバスで約10分ほど。今後のロケ地巡礼でも人気スポットになりそうです。
撮影地をめぐる聖地巡礼ガイド
映画『てっぺんの向こうにあなたがいる』は、全国6つのロケ地で撮影された作品なんだけど、どこも本当に自然が美しくて、登山好きも映画ファンもワクワクしちゃうんだよね。
この章では、アクセスしやすい登山ロケ地や、巡礼時のマナー・注意点を紹介するよ。
実際に訪れると、映画の名場面がそのまま蘇るから、行く前にチェックしておくのがおすすめ！
アクセスしやすい登山ロケ地TOP3
- 富士山（山梨・静岡県）：富士急行「富士山駅」またはJR「富士駅」からバス利用。
- 日和田山（埼玉県）：西武池袋線「高麗駅」から徒歩約40分。
- 入笠高原（長野県）：JR「富士見駅」からタクシーで約15分。
特に富士山と入笠高原は、公共交通機関でもアクセスしやすく、週末のお出かけにもピッタリ！
訪問時の注意点とマナー
聖地巡礼を楽しむときに大事なのは、自然保護と安全第一です。
登山道では植物を踏まない、ゴミは必ず持ち帰る、そして他の登山者への配慮を忘れずに！
また、撮影現場跡にはロープや標識が残っている場合もあるので、立ち入り禁止エリアには入らないよう注意しましょう。
『てっぺんの向こうにあなたがいる』ロケ地から見る映画の魅力
この映画の魅力って、ただの伝記映画じゃなくて“生きる力”そのものを感じさせてくれるところなんだよね。
その感動を支えているのが、本物の山々でのロケ撮影なんです。
リアルな自然描写が、主人公の挑戦や苦悩をより深く伝えてくれるから、映像の力ってすごいなって思っちゃう。
リアリティを追求した登山シーン
CGではなく実際の山で撮影するというこだわりが、映画のクオリティを一段上げてます。
主演の吉永小百合さんが日和田山や富士山に実際に登ったというエピソードも有名で、その努力がスクリーンにしっかり映し出されています。
息が白くなるほどの寒さ、岩場の厳しさ、そして山頂での達成感。どのシーンも観る側の心を動かすんです。
日本の自然美を映し出す映像演出
阪本順治監督は、四季折々の山々をドラマチックに映すことで、登山そのものを“人生の比喩”として描いています。
富士山の朝焼け、立山の雪原、入笠高原の草原──どれもが息をのむほど美しく、まるで自然が語りかけてくるような映像なんです。
映画館で観ると、本当に空気の冷たさや風の音まで感じられるようで、「ああ、これが“てっぺん”の向こうの景色か」って胸が熱くなるはず。
映画『てっぺんの向こうにあなたがいる』ロケ地まとめ
ここまで紹介してきた通り、『てっぺんの向こうにあなたがいる』の撮影は、日本各地の自然と人の想いが詰まった場所で行われていました。
実際に訪れてみると、映画の中で感じた「挑戦」「絆」「生きる力」がリアルに伝わってくるんですよ。
この章では、全ロケ地を一目でわかるように整理しておきますね。
- 富士山（山梨・静岡県）
- 日和田山（埼玉県）
- 郡山市（福島県）
- 入笠高原（長野県）
- 立山町（富山県）
- 前橋市日吉町（群馬県）
どのロケ地にも、それぞれのドラマチックな意味が込められています。富士山は「挑戦」、福島県郡山市は「再生」、そして立山町は「到達」を象徴する場所なんです。
映画の中で登場する山々は、単なる背景じゃなくて、主人公の心そのものを映し出しているんだよね。だからこそ、実際に現地を訪れると物語の余韻が一層深まります。
そして何より、この映画は「山に登ること」だけじゃなく、「人生を登る」ことの美しさを描いている。そんなテーマが、どのロケ地にも息づいているんです。
ロケ地巡りをさらに楽しむコツ
聖地巡礼をもっと楽しむには、撮影時期の季節に合わせて訪れるのがポイント！
たとえば、立山町なら雪化粧が残る11月頃、入笠高原は春から夏にかけての新緑がベストシーズン。
また、登山やトレッキングがメインのロケ地では、現地の観光協会やフィルムコミッションに寄って、撮影エピソードを聞いてみるのもおすすめですよ。
映画をより深く味わいたい人へ
映画を観てからロケ地を巡ると「ここがあのシーン！」って感動が何倍にもなります。逆に先にロケ地を訪れておくと、映画本編を観たときの没入感がすごいです。
さらに、U-NEXTやAmazonプライムビデオなどで過去の阪本順治監督作品をチェックしておくと、映像のトーンや演出の深みがより理解できるはず。
この作品をきっかけに、人生の“てっぺん”を目指す勇気をもらう人もきっと多いはずです。
この記事のまとめ
- ★ 映画『てっぺんの向こうにあなたがいる』は、実在の登山家田部井淳子さんの実話をもとにした壮大な人間ドラマである
- ★ 撮影は富士山・立山町・入笠高原・日和田山・郡山市・前橋市日吉町など、日本各地の山岳地で実施された
- ★ 吉永小百合×阪本順治監督による再タッグが実現し、リアリティと映像美を追求した迫真の演出が話題に
- ★ 登山を通して描かれる挑戦・絆・生きる力というテーマが、観る人に深い感動を与える
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