『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』って、タイトルからしてちょっと気になるし、なんだか詩的で切ない雰囲気漂ってるよね。
ジャルジャルの福徳秀介さん原作の小説を、あの『勝手にふるえてろ』とかでおなじみの大九明子監督が映画化ってことで、観る前からちょっと期待しちゃう作品だよね。
今回は、実際に観た人たちのリアルな声やSNSの感想、レビューをまとめて、映画の魅力や「ぶっちゃけどうだった?」って部分まで、ゆるっと本音で語っていくよ◎
- ✔ 『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』のリアルな感想と評価
- ✔ 登場人物たちの「好き」に込めた想いと心の揺れ
- ✔ 大九明子監督ならではの演出とキャストの魅力
映画の評価は高め?観客が感じたリアルな印象まとめ
『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』ってタイトルからして詩的で気になるけど、実際のところどうなんだろ?って思ってる人、多いんじゃないかな。
この記事では、SNSやレビューサイトをチェックしまくって見えてきた、本作のリアルな評判や感想をまとめていくよ。
評価の高さのワケ、ちょっと気になる点まで、包み隠さずお届けします♪
Filmarksでは平均★4.0の高評価
まず注目したいのが、Filmarksでの平均スコアが4.0ってこと!
これはなかなかの高評価で、レビュー数も400件超えというから、期待して観に行った人が多いのも納得。
特に「演出が丁寧」「キャラの会話がリアルで引き込まれる」って声が多くて、鑑賞後の満足度はかなり高そう。
演技・脚本・演出のバランスが絶妙という声多数
全体的に「バランスがいい映画」って印象が強いみたい。
脚本の流れが自然で、日常的な会話のやり取りにグッとくる瞬間が多いらしく、キャラたちのやりとりに癒されたってコメントもチラホラ。
演出面でも、大九明子監督らしい“ゆるっとしてて、でも刺さる”空気感が絶妙で、「心地よい余韻が残った」という意見も多かったよ。
一部では「偶然が多すぎる」とのツッコミも
とはいえ、全員が手放しで絶賛ってわけでもなくて、「ちょっとご都合主義すぎでは?」みたいなツッコミも。
偶然の連続で物語が進んでいく展開に対して、「リアリティに欠ける」と感じた人もいたみたい。
でもその一方で、「それが映画らしくて良い」「セレンディピティってそういうもんじゃない?」って肯定的な意見もあって、そこは好みが分かれるところかも。

登場人物の心情に共感!共鳴するラブストーリーの本質
ラブストーリーって聞くと、ちょっとベタな展開を想像するかもだけど、『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』は一味違うんだよね。
偶然の出会いと、その中で少しずつ距離を縮めていく過程に、見てるこっちがじんわり共感しちゃう。
登場人物たちの繊細な心の動きがすごく丁寧に描かれてて、「これ、私の話じゃん…」ってなるシーンも多かったな。
「今日の空が一番好き」という言葉に込められた想い
このタイトル、実はストーリーの中ですごく大事な意味を持ってるんだよね。
桜田がふと口にした「今日の空が一番好き、って思いたい」って言葉、それが父親の口癖で。
そしてその言葉、実は小西の大好きだった祖母の言葉でもあって……っていう、心の奥にスッと入り込む奇跡的な共鳴が描かれてるの。
小西・桜田・さっちゃん、それぞれの「好き」の形
この映画って、ただの男女の恋愛だけじゃないのが良いところ。
小西は桜田に惹かれていくけど、その裏でさっちゃんの片想いが静かに進行してるの。
それぞれの「好き」の伝え方や向き合い方が違ってて、その不器用さにキュンとしたり、切なくなったり。
「このき」「さちせ」など、ユニークな言葉のやり取りに注目
セリフ回しもかなり特徴的で、「このき」や「さちせ」っていう言葉遊びが出てくるんだけど、これがまた印象的なんだよね。
さっちゃんの告白シーンで「このき」って言葉を使うのとか、ただのネタじゃなくて、彼女の心の叫びとして響いてくるの。
ちょっとした一言にもちゃんと意味があって、セリフの奥深さを感じさせてくれるのがこの映画の強みかも。

キャストの演技力に絶賛の声!中でも注目の演技は?
『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』って、キャストの名前見たときから「これは演技で魅せるタイプの映画かな?」って思ってたけど、見事にその予感が的中!
特に話題になってるのは、伊東蒼の超圧巻な告白シーンと、河合優実のラストでの感情爆発シーン。
もちろん、萩原利久の等身大な演技も、物語に自然なリアリティを与えててめちゃくちゃ良かったよ◎
伊東蒼の告白シーンに圧倒されたという感想多数
さっちゃんを演じた伊東蒼の演技、とにかくヤバい。
銭湯バイトでの普段のゆるい感じとのギャップがすごくて、告白シーンでは長ゼリフを一気に吐き出す感じがもう…震えたよね。
しかも、小西がひと言も返せないくらいの熱量で語るの。「このき」って言葉に込めた思いが、本当にリアルで切ない。
河合優実の終盤の熱演も高評価、演出の妙が光る
序盤ではちょっと地味かな?って思わせておいて、後半でしっかり見せ場をかっさらうのが河合優実。
終盤のシーンでは、これまで抑えてきた感情が溢れ出す演技が本当に凄くて、「ああ、この人じゃなきゃ無理だわ…」ってなる。
監督の演出とも相まって、“静かだけど芯の強い存在感”を見事に表現してて、最初から最後まで彼女の成長を感じさせてくれた。
萩原利久の素朴さが物語にリアリティを与える
主人公・小西を演じる萩原利久くん、派手さはないけどめっちゃ良かった!
特に、ちょっと内向的で不器用な大学生っていうキャラが、まさに彼にピッタリって感じで。
「好き」って言えなかった彼が、ラストでちゃんとその言葉を口にする瞬間に、グッとくる観客も多かったんじゃないかな。

大九明子監督の手腕が冴える!演出面での見どころ
大九明子監督っていえば、『勝手にふるえてろ』とかで知られてる独特なユーモアと、繊細な人間描写が魅力の人。
本作『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』でも、そのセンスがめっちゃ発揮されてて、演出好きな人にはたまらないと思う!
映像の空気感とか、日常の“間”の使い方にまでこだわりを感じて、もう一度観たくなるシーンがいっぱいあるよ◎
ユーモアとファンタジーの絶妙なブレンド
笑えるシーンもけっこうあって、小西と桜田の会話のやり取りが本当におもしろくて自然!
「突然段ボールってバンドあるよね?」とか、「さちせ(幸せ)」とか、会話のセンスがクセになるし、日常っぽい中に不思議な魅力があるんだよね。
それでいて、生と死が同時に存在するような幻想的なシーンもあったりして、「この世界観、最高か?」ってなる。
映像の画角や空気感の細かい演出も高評価
あとね、画角をちょっと狭くしたり、空間の取り方でキャラの孤独感を表現する演出があって、めちゃくちゃ繊細だった!
何気ない構図がすごく計算されてて、“映画的な美しさ”が感じられる瞬間が随所にあった。
映像からにじみ出る心情って、こういう演出があるからこそ伝わるんだな~って実感。
シリアスなテーマも軽やかに描き切る構成力
家族の死とか、恋愛のすれ違いとか、けっこう重めなテーマも扱ってるんだけど、変に暗くならずに描き切ってるのがさすが。
社会的な話題(パレスチナ情勢のニュースとか)もサラッと入ってたりするけど、ちゃんと物語に溶け込んでるのがすごい!
詰め込み過ぎ感はちょっとあるけど、観てる間は気にならないレベルで、これは監督の力量の賜物だなって思った!

「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」映画の感想と評価のまとめ
ここまでたっぷり語ってきたけど、『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』って、ただの青春ラブストーリーでは収まらない、深くてエモい作品だったな~って感じたよ。
恋愛、友情、生と死、喪失と再生――全部がぎゅっと詰まってて、見終わった後に静かに心に残るタイプの映画。
「今日の空が一番好き」って思える日が、観終わったあとに自分にも訪れてほしい、そんな風に思わせてくれるような1本だったよ◎
感情を丁寧にすくい取った、心に残る青春映画
やっぱりこの映画のいちばんの魅力は、登場人物たちの感情のリアルさにあると思う。
誰かを好きになることって楽しい反面、どこかで誰かを傷つけてしまうこともあるし、過去の喪失とどう向き合うかって、すごく難しいよね。
でもこの作品は、そういう複雑な感情を、ちゃんと観客に手渡してくれるの。まるで優しく背中を押してくれるみたいに。
見る人の「今」と重なり、多くの共感を呼ぶ作品
この映画、自分の“今の気持ち”とリンクするシーンがひとつは見つかると思うんだよね。
だからこそ、大学生だけじゃなく、社会人でも、恋愛がうまくいってる人でも、ちょっと立ち止まってる人でも、それぞれに感じるものがあるはず!
ちょっと心が疲れてたり、モヤモヤしてるときに観ると、やさしく寄り添ってくれるような映画。気になってるなら、ぜひ観てほしい一作です!


- ★ 偶然の出会いが生む青春のきらめきと痛み
- ★ 言葉に込められた想いと心の通じ合い
- ★ 伊東蒼・河合優実・萩原利久の繊細な演技に注目
- ★ 大九明子監督のユーモア×ファンタジーな世界観
- ★ 見終わった後に“今日の空”を見上げたくなる余韻
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