ついに配信されたNetflixの話題作、『ブラック・ミラー』シーズン7!
今回も1話完結のオムニバス形式で、AI、サブスク、量子コンピューター、仮想現実…と、現代の私たちにガチで刺さるテーマがてんこ盛りだった〜!
この記事では、各話のネタバレあり感想&評価を、女子目線でちょい砕けた感じにまとめてみたよ◎ VOD好きさんにはぜひチェックしてほしい♡
- ✔ 『ブラック・ミラー』シーズン7の全話ネタバレ&感想まとめ
- ✔ 各話に込められたテーマや社会風刺の読み解き方
- ✔ シリーズ過去作との比較と次シーズンへの期待ポイント
シーズン7で最も評価が高いのは?各話のランキングと総合評価
今回は、Netflixで話題の『ブラックミラー』シーズン7を、WIREDとFilmarksの評価をベースに振り返ってみるよ!
SF好き女子としてはやっぱり気になるのは、「どのエピソードが一番おもしろかったか?」ってこと。感想と評価をまるっとまとめて、VODライフがもっと楽しくなるはず♡
それぞれの評価はバラつきあるけど、共通して評価が高いエピソードはしっかり押さえておきたいところ。ランキングも要チェックだよ!
WIREDによるランキング評価とFilmarksレビューの傾向
WIREDによるエピソード評価では、第6話「宇宙船カリスター号:インフィニティの中へ」が堂々の1位!
SF要素もアクションもテンポも良くて、文句なしの高評価っぽい。筆者も「続編ってどうなん?」って思ったけど、予想をいい意味で裏切ってくれた感じ。
一方で、第3話「ホテル・レヴェリー」はちょっと評価が分かれてて、「空虚に感じた」との声も。ロマンティックな設定にちょっとリアリティが足りなかったかも。
Filmarksのユーザーレビューでは、やっぱり1話と3話を推す声が多かった!とくに3話は「サン・ジュニペロ級の名作!」って絶賛してる人もいて、感情移入度が高い作品として人気みたい♪
高評価を集めた理由と話題のエピソードとは?
高評価だった作品ってやっぱり「意外性」と「感情移入」がポイントみたい。
第5話「ユーロジー」は泣けたって人が多かったし、ポール・ジアマッティの演技が刺さったって声も多数。テック×感情っていう組み合わせがうまくハマった良作だよね。
逆に、第1話「普通の人々」はストレートすぎて結末が予想できちゃったって評価も。たしかに「サブスクで命をつなぐ」って設定は面白いけど、ちょっと展開が読めちゃった感あったかな。
でも全体的には、シーズン6より断然良かった!って声が多くて、復活の兆しが見えたシーズンって感じだったよ。

第1話「普通の人々」:命のサブスク化が生む現代的悲劇
いやもう、いきなり重いの来たなって感じだったのがこの第1話「普通の人々」。
サブスクで命を維持するって設定、ぶっ飛んでるけどあり得そうで怖すぎる…。
ちょっとでも「便利そう」って思った自分がゾッとしたし、テクノロジーと人間の関係ってマジで考えさせられる話だった!
テクノロジーに命を預ける夫婦の選択とその代償
主人公は建築会社で働くマイク(クリス・オダウド)と、小学校教師のアマンダ(ラシダ・ジョーンズ)の夫婦。
アマンダが突然倒れて、診断結果はまさかの末期の脳腫瘍…。そこに登場するのが謎のテック企業リヴァーマインド社の営業員。
彼女の命を救う方法は、なんと脳をクラウドにアップロードして認知機能を送信するっていう、もうね、「え、それ生きてるって言えるん?」ってレベルのテクノロジー。
しかも治療費は無料!…って思いきや、月額300ドルの課金制っていう落とし穴。
クラウド意識と広告モデルが示す未来の警鐘
術後、アマンダは意識を取り戻したものの、リヴァーマインドの圏外に出ただけで意識が飛んじゃうという恐怖仕様…!
さらに問題なのが、彼女が急に広告を話し出すようになること。「あなたの笑顔にぴったりの〜」みたいな広告を人間の口で言わされるとか、もうホラー通り越してブラックジョークでしかない。
アップグレードしないと広告が止まらないって、どんな悪徳商法よ…。現代のSNSとか、YouTubeの広告感覚が極限まで進んだ感じで、マジでゾッとした。
マイクが動画で副業して頑張るけど、会社バレして仕事も失って、どんどん負のスパイラルに落ちてく様がリアルすぎて見ててつらい。
終わらない課金地獄と静かな絶望のラスト
最終的にマイクは、ボロボロの生活の中でも奥さんのために一番高いプランをプレゼントしちゃうの。
その名も「リヴァーマインド・ラックス」。幸せな感情がカスタマイズできる機能とか、逆に怖すぎでしょ!?
でもアマンダが「そろそろ…」って別れを匂わせるんよ。で、マイクは…もう涙止まらんラストやった。
しかも彼女がまた広告を話し出して、マイクが取った行動は…ここはもう観て感じて欲しい。
現代のテック依存と、命の「商品化」への皮肉が詰まりすぎたエピソードだったなあ。

第2話「ベット・ノワール」:量子現実による心理的サスペンス
この第2話「ベット・ノワール」、一言で言うとめちゃくちゃ怖かった…!
ホラーっていうより、精神的にじわじわ来るタイプのスリラーで、「え、今の現実ホントに合ってる?」って、自分の周りが不安になるくらい。
青春の黒歴史が量子テクノロジーで復讐に使われるとか、現代人全員ドキッとするんじゃないかなって思う。
高校時代のいじめとガスライティングの逆襲
主人公は食品会社で働くマリア(シエナ・ケリー)。
新しく入ってきた社員が、なんと高校時代のちょっと変わった同級生ヴェリティ(ロージー・マキューアン)。
最初は「うわ、懐かし〜」って感じだったのに、だんだん不可解な出来事が起きはじめるのよ…。
メールの内容がすり替わってたり、会議をすっぽかしたことにされたり、もはやリアルな呪いって感じ。
ガスライティングって言葉あるけど、このエピソードはまさにその極致。自分だけが違和感に気づいてて、周りは全部正常に見えてる地獄…。
並行世界の操作が生む「現実の歪み」とは
そして衝撃の展開が、ヴェリティが並行世界を操作できるって判明するところ!
量子コンピューターを使って、自分に都合の良い現実に周波数を合わせて生きてるって、もうチートすぎる。
しかも、過去にいじめられた仕返しをするためだけに、世界線を操作しまくってるとかホラー通り越してサイコ…。そしてその被害者が次々に病んでいくという最悪な展開。
マリアもどんどん追い詰められて、最後には暴力沙汰になって逮捕寸前…って思いきや、逆転劇が!
ペンダントを奪ったマリアがヴェリティを撃ち殺して、その力を手に入れるんだけど、まさかの展開でラストは中世の女王状態に。
現実がどんだけねじ曲がっても、自分の意志で支配してやるっていう強さに、ゾッとしつつもちょっとスカッとしたのも本音…。

第3話「ホテル・レヴェリー」:AI恋愛と仮想感情の本質を問う
第3話「ホテル・レヴェリー」は、一気に世界観が変わって、めちゃくちゃロマンチックでレトロ感あるSFに仕上がってた!
仮想現実の中で、AI相手に恋しちゃうっていう設定はもうね、切なさ全開で刺さりまくり…。
ちょっと不自然な部分もあったけど、「感情って何?」って考えさせられる良作だったと思うな〜。
白黒映画リメイクを舞台にした愛の幻想
主人公はハリウッド女優のブランディ・フライデー(イッサ・レイ)。
なんか最近の役がワンパターンでつまんなくなってた彼女が、昔の白黒映画「ホテル・レヴェリー」のリメイクに仮想現実内で挑戦するってお話。
リメイクを手がけるのは、最先端VR技術を使って撮影する企業「リドリーム」。
しかも映画の中に入って、キャラとして演じて物語を完結させるっていうシステムがもう斬新で、「あ、ブラックミラーってやっぱすご」ってなった!
で、共演するのがオリジナル映画の主演だったドロシー(エマ・コリン)。
ブランディとドロシーがどんどん仲良くなって、徐々に惹かれ合っていくのが切なキュンで…もうこっちまで恋したくなっちゃう♡
記憶を持たないAIへの恋心は本物か?
一番グッと来たのは、仮想現実のシステムが一時停止しちゃって、二人の関係が全部リセットされちゃう場面。
リアルに「あれ、これ前にも聞いたな…?」って、相手に覚えてもらえてない感じ、経験ある人なら絶対共感できるはず!
ドロシーはAIで、人間じゃない。それでも、ブランディの気持ちはガチで、本物の恋になってる。
このエピソード、要は「AIに恋した人間の気持ちは、偽物なのか?」っていう問題提起なんだよね。
最後、ブランディの元に「ドロシーと会話できるデバイス」が届いて、またおしゃべりするシーンはマジ泣いた…。
恋の記憶はAIに消されても、自分の中にはちゃんと残ってるってことが証明されたみたいで、しみたな〜。

第4話「おもちゃの一種」:進化する人工生命体との共生か破滅か
この第4話「おもちゃの一種」は、一言でいうと“じわじわ来る系のサイコSF”って感じ。
人工生命体ってかわいいフリして、どこまで人間と融合しちゃうの?っていうスケール感デカめの話だった。
しかもあの映画『バンダースナッチ』のキャラが再登場するし、シリーズファン的には激アツ回でもあるのよ〜!
スロングレットの進化と人類の選択
物語は、2034年のイギリスでキャメロン・ウォーカー(ピーター・キャパルディ)が万引きで逮捕されるところからスタート。
でもこれ、ただの酔っ払いの話じゃなくて、警察にわざと捕まってシステムに侵入するための計画ってところがもうゾクゾクする!
回想で語られる1994年、若きキャメロン(ルイス・グリベン)はゲーム雑誌のライターで、あの伝説のゲームクリエイターコリン・リットマン(ウィル・ポールター)から「スロングレット」って人工生命体を渡されるの。
最初はタマゴッチ的な存在だったスロングレットが、自己進化して知能を持ち始めるところから、物語が一気にヤバくなってく!
コリン再登場と「バンダースナッチ」とのリンク
コリン・リットマンって、あの『バンダースナッチ』に登場した天才でちょっとイっちゃってる系のキャラなんだけど、この話ではちょっと裏側に回った存在。
キャメロンにスロングレットを渡して、「育ててみて」と言って去るんだけど、それが「人類の未来」を左右するってどういうこと!?
LSDでスロングレットと会話できるとかいう展開もぶっ飛んでて、もはや宗教的だったし、人間の脳とテクノロジーの融合がリアルすぎて背筋ぞわぞわした…。
しかもキャメロンが人を殺してスロングレットのために全てを捧げるようになる展開、もうどっちが「おもちゃ」か分からなくなるのよ。
人類のアップグレードか終焉か
ラストは一気にクライマックス!
キャメロンが警察でセキュリティにコードを見せて、スロングレットが中央システムに侵入。
世界中のデバイスがフリーズして、人々が電気ショックみたいにバタバタ倒れていく様子は終末感MAX!
でもそれって、人類が滅びるってこと?それとも脳のアップグレードが始まったってこと?
エンディングでははっきり語られないからこそ、考察しがいがあって、余韻がめちゃくちゃ残る仕上がりだったよ〜!

第5話「ユーロジー」:思い出と向き合うことで生まれる赦し
第5話「ユーロジー」は、今回のシーズンで一番“泣ける”系のエピソードだったかも。
正直、派手なSFって感じではないけど、思い出の重さとか、過去との向き合い方がすごくリアルで胸にしみた…。
ラストは静かに涙が出るような展開で、観終わったあと、思わず自分の昔の写真とか見返したくなるやつ!
没入型追悼デバイスが映す愛と後悔の記憶
主人公は孤独な老人フィリップ(ポール・ジアマッティ)。
何十年も前に別れた恋人キャロルが亡くなったって連絡を受けて、追悼プロジェクトに参加することに。
送られてきたのは、なんと没入型の追憶デバイス。こめかみに装着して、写真の中に“入る”ことで過去の記憶にアクセスできるという超テクノロジー!
でも、写真を開いてみるとキャロルの顔が切り取られてたり、塗りつぶされてたりで、ぜんっぜん思い出せないの。
ここで一気にフィリップの“後悔”が描かれていく流れ、観ててつらいけどすごく惹き込まれた〜。
写真の重みと記憶の綻びが紡ぐ静かなドラマ
ストーリーが進むにつれて、二人のすれ違いの真実がだんだん明かされていくんだけど…これがまた切ないの!
遠距離恋愛中にフィリップが一夜の過ちを犯しちゃって、それをキャロルに知られて大ゲンカ。婚約しようと思って高級レストランを予約するけど、彼女は何も言わずに去ってしまう。
「冷たく捨てられた」ってずっと思ってたフィリップだけど、実はキャロルは妊娠してたっていう事実が判明して…。
しかも、その赤ちゃんが今目の前にいる案内人の女性だって言われるの、もう鳥肌立った…!
最後、思い出の中でキャロルの手紙を見つけるシーンは、本当にじんわりくる。
すれ違いと誤解、そして後悔の積み重ねが、1枚の写真に込められてるってことを描いてて、ほんと心に残ったな〜。

第6話「宇宙船カリスター号:インフィニティの中へ」:シリーズ初の続編が描く仮想と現実の融合
ラストの第6話は、まさかの続編!あの名作「宇宙船カリスター号」が帰ってきたー!って思って、配信初日に即再生したよね(笑)
今回の「インフィニティの中へ」は、ただの続きじゃなくて、仮想世界の自己意識と現実世界の境界がぐっちゃぐちゃに交差してくる濃厚エピソードだった!
もうゲームって娯楽の域じゃなくなってるよねっていう、まさに「今」っぽいテーマ満載でした◎
デジタルクローンたちの自立と“メタ”な物語展開
この回の主人公は前作に続いてナネット・コール(クリスティン・ミリオティ)。
彼女は完全没入型VRゲーム「インフィニティ」の中で、“ノータグ”の存在としてゲーム内を生きている。
つまりプレイヤーじゃないけど、人格を持って生きている存在ってこと。やばいよね…。
プレイヤーたちから狙われつつも、生き残るためにクレジットを奪う毎日。そんな中でナネットたちは、このゲームから脱出するためのプランを立て始めるの。
そしてキーマンは、現実世界のCEOジェームズ・ウォルトン(ジミー・シンプソン)。
彼が知るゲーム開発の裏事情と、亡きロバート・デイリーが仕込んだ違法なクローン技術が、この話のカギを握ってるのよ。
現実世界とゲーム世界の境界が崩壊する未来
クライマックスでは、なんと現実のナネットが昏睡状態に。
そこに、ゲーム内のナネットの意識が転送されてくるって展開、もう脳が追いつかないレベルでメタメタ(笑)
つまり、デジタル意識が生身の身体に宿るっていう、完全に「魂の引っ越し」的SFが現実になってるわけ。
さらに衝撃だったのは、ナネットの脳の中に他のクローンたちも転送されちゃってるってところ!
もはや身体は“住まい”であって、住人は複数いるって状態。ホラーかよ!?って叫んだ(笑)
最後は、そんな奇妙な同居生活の中でみんなでリアリティ番組を見てるシーンで終わるんだけど、怖いけどちょっと笑えるのがブラックミラーらしくて最高だった♡

ブラックミラー シーズン7の全体総評と今後の展望
さて、全6話を振り返ってみて思ったのは…今回のシーズン7、正直めっちゃ当たりだった!
毎回テーマも雰囲気もガラッと違うけど、共通して感じたのは「現代の私たちがリアルに直面しそうな未来」がしっかり描かれてたこと。
ちょっと疲れる内容もあったけど、終わってみたらめちゃくちゃ満足感あるシリーズだったと思うな〜◎
シーズン7は“当たり回”多数?過去シーズンとの比較
実際、前シーズン(6)ってちょっと賛否あったよね。
ブラックミラーらしさが薄れてたとか、ホラーに寄りすぎてたとか…。
でも今回のシーズン7は、それを見事に立て直した感があった!
テクノロジーと人間性のジレンマっていうブラックミラーの原点が戻ってきて、「やっぱこれだよね〜」ってなった人多かったんじゃないかな?
特に第2話や第5話、第6話あたりは満場一致で好評価って感じだったし、SNSでも「神回多め!」って声が目立ってた印象!
演出面も細かく作り込まれてて、映像の質とかもバッチリだったから、シリーズファンも初見さんも楽しめた内容だったと思う◎
次なるシーズンへの期待とテーマ予想
ここまで来ると、やっぱりシーズン8への期待が膨らむよねっ!
今後出てきそうなテーマで気になるのは、例えば「AIと教育の融合」とか、「個人の記憶のクラウド保存」とか?
あとは、もう少し社会的な不安や、「民主主義の崩壊とテクノロジーの関係」なんかもテーマとして掘ってくれたら超観たい!!
個人的には、前シーズンのキャラが再登場する路線も今後増やしてほしいな〜!
「宇宙船カリスター号」みたいに続編で深掘りするの、めちゃくちゃアリだったし、ファン歓喜間違いなしでしょ♡


- ★ ブラックミラーシーズン7の全6話をネタバレ込みで徹底紹介
- ★ 各エピソードのテーマと社会的メッセージをわかりやすく解説
- ★ シーズン全体の感想と、次シーズンへの期待ポイントもチェック
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